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遺伝子と血液が語ることを、 誰もが使える知性に。

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事業内容

医療AIの研究開発を軸に、AIを実務で任せられる状態にするまでを引き受けます。動くものを作ることと、任せられるものにすることの間には、まだ距離があります。

01

医療AI研究開発

遺伝子解析が示す静的な情報と、血液検査が示す動的な情報。この2つを統合して解析し、その人自身の状態に基づいた専門的アドバイスを導き出すAIを研究しています。

基盤モデルが医学知識を一般論として語れるようになった今、価値が残るのは個人のデータに接地した出力です。一般論は誰でも引き出せます。その人の遺伝子と血液が示す状態に紐づいているかどうかが、実用と参考情報を分けます。

目指しているのは診断の代替ではありません。生活の質(QOL)を上げるための、実用的なアシストです。

02

AIプロダクト開発

基盤モデルを組み込んだ製品を設計し、実装します。モデルの選定は出発点にすぎません。どこで失敗しうるかを洗い出し、失敗を検知する仕組みと、人へ引き継ぐ経路を設計に含めます。

デモは動くのに本番では任せられない、という状態を作らないための工程です。

03

評価とデータ基盤

AIの出力を信用してよいかは、感想ではなく数値で答えるべき問いです。何をもって十分とするかを定義し、継続的に測る仕組みを作ります。

測れない状態で運用を始めると、精度の劣化に気付くのは利用者の苦情によってになります。

04

研究支援

曖昧な問いを、仮定を明示した形式モデルに落とし、検証可能な予測を導くまでを支援します。定式化、証明の点検、実験設計、そして執筆の各段階が対象です。

AIは文献の探索と論理の点検を大幅に速めます。ただし何を主張するかを決めるのは著者です。私たちが引き受けるのはその手前、主張を形式として成立させる作業です。

Mission

行き渡ったのは、技術だけ

最先端の技術を使いこなせる者が勝ち、強者がさらに強くなる。かつて私たちはそう考えていました。それは資本や規模の問題ではなく、技術に手が届くかどうかの問題なのだと。

その前提は、もう成り立ちません。高性能なモデルはAPIの向こうに常時あり、数行のコードで呼び出せます。技術へのアクセスそのものは、すでに行き渡りました。

にもかかわらず、恩恵は均等には届いていません。モデルが賢くなることと、目の前の一人の生活が良くなることの間には、まだ大きな隔たりがあります。この隔たりを埋める作業は自動化されていません。領域ごとの固有の難しさを、誰かが引き受ける必要があります。

医療はその筆頭です。専門家の内側に閉じてきた知見を、それを必要とする人自身の手に渡すこと。一般論としてではなく、その人の身体が示すデータに接地した形で。

それが break9 の mission です。

Strengths

break9 の強み

クライアントとの守秘義務により、個別の実績は公開していません。代わりに、私たちがどう考えて開発しているかを記します。

評価から設計する

意思決定から検証までが短い

劣化を前提に運用する

Research

研究

受託案件は守秘義務により公開できません。かわりに、自社で書いた論文を公開しています。どういう水準で形式化を行うかは、これを読んでいただくのが最も早いはずです。

2026年7月

制裁媒介型協調再構成

猿星鉄勒・仲地亮二

協調から逸脱した相手を制裁したあと、関係は元には戻りません。制裁は当期の規律だけでなく、制度の能力と関係の損傷を通じて将来の状態そのものを変えるためです。本稿はこれを状態完備な動学ゲームとして定式化し、協調復帰を実現する制裁強度が下限と上限を持つ有限区間になること、そして制度の再構築が強い制裁を代替しうることを示します。

Sanction-Mediated Reconstruction of Cooperation: A Dynamic Game with Institutional State, Relationship Damage, and Behavioral Biases

  • 反復ゲーム
  • 制裁
  • 制度変化
  • 行動バイアス
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